2013年7月2日火曜日

コンフェデ杯の3位決定戦でゴールライン・テクノロジーが利用されました。


FIFAコンフェデレーションズカップでは試験的に
コンピュータによってゴール判定を補助する先進技術の
「ゴールライン・テクノロジー(GLT)」が導入されていました。


コンフェデレーションズカップが開幕してから、幸か不幸か
ゴールライン・テクノロジーが登場するシーンはなかったんですが
3位決定戦で遂に出番がありました。

それがイタリアの先制点です。



冒頭の画像はゴールの瞬間です。

イタリア代表のディアマンティ選手がポストに当たり、
その跳ね返りのボールがウルグアイ代表のゴールキーパー背中に当たり
ボールがゴールラインに吸い込まれたんです。

ただ、最後にイタリア代表のダヴィデ・アストーリ選手が詰めていたので
この判定にゴールライン・テクノロジーが使われました。

つまり、ゴールはゴールなんだけど、オウンゴールなのか
ダヴィデ・アストーリ選手のゴールなのかその判定です。


国際映像はすぐに上記のアニメーション動画に切り替わり、
跳ね返りのボールがゴールラインを割っていたかどうかを視聴者に伝えました。


際どいところですが、ウルグアイ代表のキーパーの背中に当たって落ちた
ボールはゴールラインを割っておらず、押し込んだダヴィデ・アストーリの
ゴールが認定されました。

際どい場面があれば直ぐにテレビ放送でもそのシーンが流れるのは
素晴らしいことですね。




ワールドカップなど重要な試合で誤審は毎回発生しています。

人間が裁くのだから誤審も起こりえるのでしょうが、
当事者にとっては死活問題です。

選手は1つの判定で人生が変わってしまいます。
そして笛を吹く審判へのプレッシャーは非常に重くなっています。



ゴールライン・テクノロジーは、誤審問題でも重大なゴール判定を
補助するシステムとして来シーズンからプレミアリーグでも導入
されることが決まっていてるそうです。

恐らく2014年のブラジルワールドカップでも導入されるでしょうね。

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