2013年6月12日水曜日

著作権侵害の予防・防御・警告・削除をしてくれるDMCA.COM



もしあなたが著作物を不正利用に悩まされているなら
DMCA.COMというサイトを活用してみると良いです。

僕もつい最近存在を知ったんですけど、
特定の人にとっては大変ありがたいWebサービスだと思う。

http://www.dmca.com/



■著作権保護のWebサービスDMCA.comとは?

DMCAとは、「デジタルミレニアム著作権法」のことです。
アメリカの著作権法ですね。

DMCA.comは、著作権違反の予防・保護・発見・削除をするサービスです。
無料会員と有料会員があって、無料会員はサイト登録数などが制限されています。

DMCA.comのサービス内容を大雑把に説明すると、
著作物の不正利用の予防・発見・削除です。

DMCA.comが提供しているプラグインをあなたのサイトに導入することで、
不正利用をされた際にあなたに通知が届きます。

そして不正利用が確認できて、なおかつ削除を望む場合は、
自分自身で削除依頼を進めることも出来ますし、199ドルを支払うことで
DMCA.comの専門チームによって不正利用の調査をしてプロバイダに
働きかけてコンテンツを削除します。

保護されるコンテンツは、写真、動画、ゲーム、絵、文章、アプリやプログラムなど。
通常なら24時間~48時間以内に対応してくれるとか。

事前に著作物を行政機関に登録していなくても問題になりません。
ブログ記事やプライベート写真も著作物として認められています。
それはアメリカも日本も同じです。



■具体的にどんなことができる?

具体例を挙げてみます。

・例えば元カレがブログに自分と2ショットの写真を今も掲載し続けていて、
 その写真を強制的に削除させる。

・過去に利用した出会い系サイトから自分の個人情報を削除させる。

・動画共有サイトに不正アップロードされている動画を削除させる。



■日本在住の日本人でも使えるの?

DMCA.comのQ&Aに「アメリカ国外に住んでいても問題ありません。」と
ハッキリと書いているんですけど、外国人については言及されていないんですよね。

アメリカの著作権法を前提に提供されているサービスなので
日本在住の日本人が同様にサービスを受けられるのかは不明です。

というか、普通に考えて無理だと思います。

しかし、登録利用は可能です。
僕、無料登録して使っています。

思うに、「予防・保護・発見・削除」の削除の部分はアメリカの法律に
依存しちゃうので対応は難しいんじゃないかと思います。

でも、不正利用の予防や発見できるだけでもかなり便利ですよね。



■著作権侵害の予防に効果を発揮する。

個人的に便利だと思ったのは写真のマスキング。

自分の写真に著作者名やドメインなどを透かしで入れることで、
画像の不正利用を防げます。これフォトショップとか使って
自分でやることも出来るんだけど超面倒くさいんですよね。

WaterMark your images on the fly with DMCA.com's Protection Program

DMCA.comのツールを使えば上記のように画像に著作権表記を
簡単に入れられるのは便利です。

芸能事務所やウェブメディアはもちろん、写真を沢山扱う
ブロガーさんなんかも重宝するでしょうね。



■機能が制限されているけど無料会員サービスもある。

もはやウェブサービスの常識になりましたけど無料サービスも用意されています。

画像の不正利用や著作権侵害に悩まされている人は一度チェックしてて
無料登録をしてみることをお薦めします。

http://www.dmca.com/

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