2012年10月25日木曜日

アマゾンが送料無料を実現できる理由とは?


先日、Amazon(アマゾン)で自転車のライトホルダーを購入しました。

「Bikeguy バイクライトホルダー」ってやつ。

これ。


このライトホルダーが税込価格で539円でした。
で、驚くべきことに送料無料なの。

すごーい。



実のところ初めは楽天ポイントが貯まっているので
楽天のショップで同じ商品を購入しようとしたんです。

でも、価格こそ同じくらいだけど
どのショップも送料は必ずかかってしまって
送料込み価格だと一番安くても1200円とかになってしまいます。

で、Amazonを覗いてみたら送料無料なの。

「おー!アマゾンすげー!」ってポチッとしてから
翌々日には自宅に届きました。



届いた段ボールを見ていただきたい。



こんな無駄にデカイ段ボールで届きました。



だって中身これだけっすよ?(笑)

過剰梱包の典型例。

Amazonさん、環境問題に興味ないのね。




でも僕が問いたいのは過剰梱包についてじゃなくて、
なぜAmazonは送料無料を実現できるの??ってこと。

だってそうですよね。
これだけデカイ段ボールです。
普通に発送したら送料として700円は取られます。

もちろんAmazonみたいな大手小売企業は
運送会社と大口契約をしているので送料も通常の半額以下になるのでしょう。

でもいくらAmazonが超お得意様だとしても
運送会社が無料で送ることはあり得ません。

安いなりにもAmazonから発送代金は貰っているはず。
それは間違いないでしょう。



ではなぜAmazonは送料を無料にできるのか?

しかも利幅が薄そうなあの539円のライトホルダーを
あんな大きな段ボールで発送していています。

そんなことしてなぜAmazonは赤字にならないのか?



恐らくですが、
Amazonは送料を広告料で埋め合わせをしているのだと思います。

これ見てください。



広告チラシが2枚入っていました。

NPO法人の「国境なき医師団」と「本棚お助け隊」という会社のチラシ。


今回注文したライトホルダーと一緒に
この2枚のチラシが同封されていました。

Amazonはこのチラシを同封する見返りとして企業や組織から収益を得ていて、
その収益によって送料無料を実現しているのですね。

つまり発送コストを広告費で相殺しているわけです。

いや、あんな過剰梱包をしていて
発送コストを削減しようとしている素振りがみえないので
もしかしたら広告費が発送費用を上回っていて、
送れば送るほど利益が増える仕組みが出来ているのかもしれません。

これがスケールメリットか。



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